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Blog : 2019年12月
月経②
通常の体温計は3桁で表記されますが、婦人体温計は4桁表記なのでより精密に測れます!また婦人体温計はほとんどが口中用でできているので、通常の体温計のように脇で測るのでなく舌下(舌の裏)で計測します。毎朝起きたらそのまま口にくわえて測定します。
⚠舌上で測ったり、体を動かしてから測ると0.04~0.10℃の誤差がでることもあります。
基礎体温には低温期と高温期があり、一定のサイクルで繰り返されています。
🌸低温期…月経周期の月経期と卵胞期
🌸高温期…月経周期の排卵期と黄体期になります。
黄体期に黄体ホルモンの分泌により低温期より0.3~0.6℃くらい基礎体温が上昇し、月経前までの10~14日間続きます。
16日以降も高温期が続く場合は妊娠の可能性もあります。
またおりものの状態でもおおよその月経周期が判断できます。おりものは粘液や膣の分泌液などが混ざり、膣の潤いを保って菌の繁殖を防ぎます。
🌸月経直後…おりものの量が少なくてさらさらしている
🌸排卵直前…最も量が多く、糸を引くような粘り気がある
🌸黄体期……白く濁り、粘り気がなくなる
🌸月経直前…また量が増え、おりものが黄色っぽくなる
習慣化するまでは大変ですが、次の月経の予定日や妊娠の有無、更年期障害などが基礎体温でわかります✨
月経
女性が初経を迎えてから閉経するまで平均で35~40年間あります🙂毎月5日間を月経周期とすると生涯で約6年9ヶ月を月経と向き合うことになります。
《月経周期》
28日前後(25~38日の間であれば正常)です✨
月経周期には月経期、卵胞期、排卵期、黄体期の4種類があります。
🌸月経期
妊娠しなかったときは黄体ホルモン、卵胞ホルモンの分泌量が減り、子宮内膜が剥がれ落ちて血液と一緒に排出されます。
🌸卵胞期
卵胞刺激ホルモンの働きにより、卵巣にある卵胞の1つが発育し始めます。卵胞ホルモンが分泌され子宮内膜が厚くなります。
🌸排卵期
排卵日を挟んだ2~3間。人によってはこの時期に"排卵痛"という下腹部の痛みや少量の出血があります。
🌸黄体期
排卵後の黄体が変化します。妊娠時の準備の為、子宮内膜がより厚く柔らかくなります。
《月経の日数》
3~7日が正常 日数が短すぎるのも長すぎるのも問題があります
《月経の量》
約20~140gと言われていますが、ピンとこないかと思います。1~3日目でナプキンやタンポンが1時間もたないと多いです。月経の2日目までで1回の月経の8割が排出されます。逆に2、3日目でも1日中ナプキンを替えなくてももつ場合は少ないです。
月経は正常だと毎月くるので月経と上手に向き合っていく為にも基礎体温を測り、月経周期を把握することがおすすめです😊当院のお客様でも妊活をされる方がおりますが、3ヶ月分の基礎体温のデータがないと産婦人科で治療ができません💦
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