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ドライアイについて (その2)

瞳は常に外界に接している為、涙の膜を張っておかないと、外的要因の刺激で傷がついてしまいます。

ドライアイの治療を鍼灸で行う場合、晴明というツボを使います。
このツボは涙を溜めておく涙嚢と排泄する鼻涙菅のところにあります。
痛みもありますが、機械的な刺激により瞳が潤い目の不快感を解消します。

ただ、あまりに酷いドライアイの方は、病院で涙点プラグ挿入術を勧められるようです。
涙を排泄する涙点(上下にある)をプラグでふさぐ事により涙を充填させる狙いで行います。
涙には細胞成長因子であるタンパク質やビタミンなど重要な成分を含んでいるので、これらは人工涙液では補えません。
プラグ挿入術では以下の3つがあります。
 ・シリコンプラグ:後戻り可能である(期間:取れるまで、効果:〇)
 ・コラーゲンプラグ:後戻り可能である(期間:2ヶ月程度、効果:△)
 ・涙点閉鎖手術:後戻り不可である。(効果:〇)

外科的処置を施す前に、鍼灸治療を試して下さいね。

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