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お灸を知ろう!
「お灸」という言葉は、聞いたことあるけど、やけどの跡が残るのが嫌だとか、膿むイメージがあるなど、いろいろなイメージがあると思います。
今回はお灸について説明します🙋
灸は、ツボの上でもぐさを燃やす治療です。
もぐさは、ヨモギという植物の葉の裏に生えている毛を集めて作ります。火をつけて一気に燃えず50〜60度程の温度でゆっくりと燃えていきます。
灸には直接灸と間接灸があります。
『直接灸』 皮膚の上に直接もぐさをのせること
透熱灸:米粒の半分くらいの大きさのもぐさを燃やしきり、小さな火傷を作ります。
知熱灸:お客様が熱いと感じたらもぐさを取ることで跡が残らないようにする方法です。
『間接灸』 皮膚ともぐさの間にものをはさみその上もぐさを燃やす方法です。
台座灸:もぐさと台紙で構成されていて、モグサを燃やしその熱が台紙を通って身体に伝わるお灸のことです。
隔物灸:温熱刺激と一緒にビワの葉なら炎症抑える作用ショウガなら体を温める効果など灸の効果に薬効が加わると言われています。
灸頭鍼:鍼の上に丸めたもぐさをつけ、もぐさの熱が鍼に伝わりツボの奥深くまで伝わり高い効果があるといわれてます。
棒灸:もぐさを葉巻のような棒状にかためたものです。
先端に火をつけ温めたいところにかざします。距離を変えることで温度を調節します。
外から体を温めることによる美容効果
温めるだけで美容効果あるの?って思われる方多いと思います。肌へ効果あります。
ヒートショックプロテインという質の高いタンパク質が、増加することで、肌のコラーゲンが増産されるため、肌の弾力回復などが期待できます。
HSP(ヒートショックプロテイン)とは、熱環境から、傷ついた細胞を再生するためにより強いタンパク質を作る働きのことです。また肌の温度が高くなると、肌の再生力も活発になります。
例として破壊された肌の24時間後の回復率を調べたところ、肌の温度28℃から33℃に変わると、回復率は20%から40%になり”2倍”
も高くなったという実験結果が報告されてます。
お灸で体を温める事はものすごく大事なことです。当院でもアロマのお灸をしています。ぜひ体験してみて下さい😊
2019年8月30日 16:02