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腸とストレス

最近では「腸活」という言葉をよく耳にするようになりました。腸は第2の脳と呼ばれるほど影響力のある器官で腸内環境を良くすると美容や健康、メンタルにも良い影響をもたらします☺

腸では食べ物の消化、栄養素や水分の吸収、老廃物の排泄や免疫系やメンタルの安定なども担っています。
腸内環境を良くした方が美容や健康に良いと言われてきましたが、近年の研究から脳のケアも大事だそうです✨
腸と脳がお互いに情報を伝え合い、影響しあっているのでどちらかが不調だと悪影響になります。


例えばストレスを感じ交感神経が優位になると腸の働きが悪化し、便秘や下痢を繰り返すこともあります。出張先や旅行先で便秘になったり、朝の満員電車に乗ると腹痛で途中で降りたりするのも脳で受けたストレスが原因で腸の働きが悪くなるからです😥

免疫は細菌やウイルスなどから自分を守るシステムです。免疫細胞が体の中をパトロールし、異物を見つけたら攻撃してくれます。免疫細胞の約7割が腸に集まっています。花粉症などのアレルギーを持っている方はこの免疫細胞が過剰になっています。腸内環境を整えたら、花粉症の症状が緩和する方もいます。

また腸内環境が悪くなると精神的なストレスを感じやすくなります。腸内で存在している細菌は体の中にあるドーパミンの約50%、セロトニンは約90%を産生しています。
ドーパミン:やる気や喜びなどをコントロールする神経伝達物質
セロトニン:別名「幸せホルモン」と呼ばれる脳内で働く神経伝達物質で感情や気分のコントロール、精神の安定に関わります
赤身のお肉にはセロトニンが含まれています。ストレスが溜まったときにがっつりお肉が食べたくなるのも脳が欲してるからなんですね。


腸内環境を良くする為に、
①便のかさ増しをする不溶性食物繊維や便を柔らかくする水溶性食物繊維を取る
②キムチなどな乳酸菌やビフィズス菌の餌になるオリゴ糖をヨーグルトに入れて食べる
③甘酒や味噌や納豆などの発酵食品を摂取する
も大事ですが、ストレスをこまめに解消するのも大事です。
好きなことをしたり好きな音楽🎧や好きな香り🌹を嗅いだりして腸と脳の両方からケアをしていきましょう!


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