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のどの詰まり(梅核気)
忙しかったり、疲れが取れなかったりすると
🔹のどの異物感
🔹のどが詰まって息苦しい
🔹食べ物が飲み込みにくい
🔹痰がからむ
など、のどの不快な症状を感じる方が多いです。
このような症状が出ることを耳鼻科では“咽喉頭異常症”と呼び、精神科では“ヒステリー球”と呼ばれます。
のどに違和感があって病院で検査をしても具体的な病気や異常が見つからないのが特徴です。また東洋医学では梅の種が詰まったような圧迫感という例えから“梅核気”と呼ばれます。
ストレスによる自律神経の乱れが原因となることが多いです💫自律神経でも特に交感神経の働きが優位になると、のどのあたりの筋肉が収縮するので咽喉頭や食道などが細く締め付けられます。
漢方薬では半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)で治療することが多いです。ヒステリー球以外にも神経性の胃腸障害や喘息、気管支炎でも用いられます。
のどの周りの筋肉が硬くなっているので筋肉を伸ばすストレッチやツボ押しなどもおすすめです😊
《ストレッチ》
鎖骨の下に手をクロスに重ねて置き、顔を真上に向けたまま口をすぼめたり、口角を広げたりします。
このストレッチは2重あごやフェイスラインのたるみにも効果があります。
《ツボ押し》
鎖骨と鎖骨の間にあるくぼみに“天突(てんとつ)”というツボがあります。人差し指で3秒間押した後、3秒間離すの1セットとして5セットほど繰り返すと効果が出やすいです。
また食事では香りの強いセロリ、パクチー、春菊、みょうがなどを取り入れるのも気を巡らせるので効果があります。
2020年1月 6日 13:02