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副鼻腔炎(蓄膿症)
鼻をかんでもすっきりしない、風邪が治ったのに鼻詰まりが続く、寝るときや横になったときに鼻水が喉の方に流れる
などの症状に心当たりがあれば副鼻腔炎(蓄膿症)かもしれません💦
副鼻腔は鼻の周りにある空洞で前頭洞、篩骨洞、上顎洞、蝶形骨洞と4つが対になり計8個あります😊
鼻の中にある菌に炎症が起こると鼻の粘膜が腫れたり粘り気のある鼻水が出てきます。通常なら副鼻腔から分泌される分泌物や異物は副鼻腔の外へ排泄されるのですが、鼻の粘膜が腫れたり粘り気のある鼻水が出ることにより鼻腔が狭くなりうまく排泄されず副鼻腔内に膿として溜まってしまいます。
炎症が起きる原因として風邪、花粉症などのアレルギー性鼻炎、虫歯などがあります。虫歯は副鼻腔の1つの上顎洞が歯の根元に近いため歯の炎症が副鼻腔に移りやすいです。
🔷症状としては
①鼻水
急性期は膿の混じった鼻水だが、慢性期だと白い粘りのある鼻水
アレルギー性鼻炎ではサラサラとした透明な鼻水が特徴的です
②後鼻漏
鼻水が喉に流れて咽頭炎や気管支炎の原因にも繋がります
③鼻詰まり
鼻腔や副鼻腔の粘膜が腫れたりポリープになったりすると鼻詰まりを起こします。鼻詰まりが続くと口呼吸になったり匂いが嗅げなくなります
④痛み
急性期は頬や両眼の間の痛みや額の痛みで、慢性期は頭の重だるさや倦怠感などがあります
🔷治療として
薬局では直接鼻にスプレーをかけたり、錠剤や漢方薬があります。
病院では膿の吸引や薬剤を霧状にして鼻から吸入するネプライザー治療、抗生物質・抗炎症薬・排膿薬など内服薬の処方で重症の場合は手術になります。
副鼻腔炎などの鼻の疾患には
🔹上星(じょうせい)顔の中央ラインで髪の生え際より約2cm後ろのツボ
🔹印堂(いんどう)眉間の中央のツボ
🔹迎香(げいこう)両小鼻の横のツボ
が効果があるのでぜひ試して見てください😊
2020年2月21日 19:02