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カフェイン
集中したい時や眠気を覚ましたい時に栄養ドリンクやコーヒーなど飲まれる方も多いと思います😊
栄養ドリンクやコーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用や興奮作用が強いので愛飲されている方も多いですが中毒性が高いので注意が必要です。
カフェインの大量摂取で亡くなったケースもあります。カフェインの中毒死は稀ですが、過剰摂取は体に影響をもたらします。
〈カフェインの効能〉
・眠気抑制の覚醒作用
・血管拡張作用
・疲労の減少や興奮作用
・利尿作用
〈飲料100mlあたりのカフェイン含有量〉
コーヒー 約60㎎
玉露 約160㎎
紅茶 約30㎎
エナジードリンク 約36~150㎎
エナジードリンクは商品によってかなり幅がありますが1本150㎎も含まれているものもあります😥
その他にもガムやサプリメント、頭痛薬などの医療品にも微量のカフェインが含まれています。
欧州食品安全機関(EFSA)によるとカフェインの摂取限度の量が1時間あたりカフェイン400㎎未満、1回あたり200㎎未満と定められています。コーヒーだと1日3~4杯は体に影響なく飲める量です。
カフェイン過剰摂取による中毒症状として精神的な症状の軽度だと興奮・イライラ・不安・不眠などで身体的な症状の軽度だと吐き気・嘔吐下痢・動悸・貧血などがあります。
毎日摂取しているとなかなか依存していることに気づけません。当院でも不眠で悩んでいたお客様が夕方以降のカフェイン摂取を控えるように意識したら、以前より寝つきがスムーズになりかなり改善されました。
最近では“カフェインレス”や“ノンカフェイン”などの商品も増えてきました。カフェインレスとは日本ではカフェインを約90%カットしたものを指し、ノンカフェインとは原料にカフェインが含まれていないものを指します。麦茶やハーブティーなどはノンカフェインになります。
飲む量や飲み物を少しの意識するだけでも体の不調は改善されやすいです✨
2020年4月14日 17:02