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寒暖差アレルギー

温かい場所から寒い場所へ移動したり、カレーやラーメンなど熱くて刺激性のある食べ物を食べるとくしゃみや鼻水が止まらなかったことはないですか?
アレルギー性鼻炎や風邪、花粉症でもくしゃみや鼻水などの症状があり似ていますが、寒暖差アレルギーによるかもしれません。

体の臓器は自律神経によってコントロールされています。寒い場所へ行くと血管は収縮し、暑い場所へ行くと血管は拡張して体温を一定に保っています。1日の気温差が激しい春や秋などに寒暖差アレルギーは引き起こされやすいです。特に1日の中でも7℃以上の差が出ると体が気温に慣れようとして負荷がかかります😥寒暖差アレルギーは医学的には「血管性運動性鼻炎」と呼ばれ、鼻の血管が広がり鼻の粘膜が腫れることにより引き起こされます。


🔷症状としてはくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、倦怠感、肌のかゆみ、蕁麻疹などがあります。
花粉症や風邪と症状が似ていますが、花粉症では目のかゆみや炎症や充血などの目の症状は寒暖差アレルギーでは起こりません。

また風邪とは発熱なし、水っぽくてサラサラした鼻水という違いがあります。

🔷寒暖差アレルギーの予防
①体感温度差をなくす
こまめに体温調節をできるマフラーや手袋を使ったり、マスクをして鼻粘膜に冷たい風が直接当たらないようにするのがおすすめです!

②筋肉をつける
寒暖差アレルギーはこどもは少なく大人の女性に多いとされています。男性に比べて筋肉量の少ない女性は体内で作り出す熱量が少ないので体温調節がしづらいです。
ふくらはぎの筋肉を手軽に鍛えることができる踵落としが効果的です。

③入浴
自律神経には興奮・緊張時に働くアクセルの役割の交感神経とリラックスした時に働くブレーキの役割の副交感神経の2種類があります。ストレス過多な現代人は交感神経が優位になりますく、生涯を通してあまりレベルが変化しませんが、副交感神経は男女ともに加齢により低下しやすくなります。体の疲れをとってリラックスするためにも38~40℃のお風呂に5分ほど浸かりましょう。

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